番外編

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番外編

【ズルイ人】  私は 男の人に何かを ゛ぶっ掛ける ゛  なんて 行為は 割と慣れてる。。  店から走るように出ても 軽く男が追いつく位  には 走りすぎない。。   あの人が ア・タ・シを抱きしめられるように  そんな 事はなかった💢  アタシは短大時代にキャバクラでバイトしてて  そこに お客様として現れたのが  彼=渡瀬淳史だった。  見た目がアタシのタイプ♡  話したらもっとタイプな人だったの。。  何回か訪れては彼を接待する。。  ある日 彼は携帯を落とした。。    画面がぱっと明るくなる。。。  私は 「 奥様?              」               つい云うからね。  彼は照れながら話した  「      大切な人        」  大切な人   か。。。        (≧∇≦)bいいね♡ 素直に妻 とか 彼女 とかなら冷やかせたのに 何となく 気に入って つい 黙らせられたの。      恋の 百戦錬磨な私の方が!! いつからか 分からないけど、、 私の方が 彼に夢中になっちゃっただけ。。。 就職試験で彼の会社に入れた事が私の気持ちに 拍車をかけた。。 いつか 彼の心毎 私でいっぱいにさせたい!!  でも、、、   振り返るたびに、、 まだ、、          私は届く場所に居るのに、、、  彼は 物理的にも 心理的にも      結局は    言いたくねぇ。。。  だって 言っちゃったらさ?   百戦錬磨な私が 負けたようなものでしょ?  強気で勝ち気な性格の私は、、、         結局 この ゲームの先、、、、。   気がついたら 私の眼から雫が落ちていた。。。 勝つ見込みの無い はなっから 次元が違う。。    彼が云う  『 大切な人  』      には なれなかった。     その事が 一番  悲しかった。。。    失恋くらいじゃ 死なないよ。。           だって 私は。。。    私にだって 出来るはず!!                 &    
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