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妻の実家は兎角田舎にあって 一軒家
元地主だったらしい先祖から受け継ぐ家
タクシーのドライバーに苗字を話せば一発で
わかるくらいの。 割と名の通る商家。。。
その家に向かい 大型の車 が余裕で何台も
駐車出来るスペースの一角に外車を停めた。
玄関のチャイムを鳴らす
玄関には防犯カメラと人感センサーが設置されている。
ピカッと光る 人目に優しい色を放つ。。
ガラガラと玄関を開けた御婦人
「 あらあら! 来ちゃったの? 笑笑笑 」
義理母は 兎に角 家にあげてくれた。。
義理母
「 さっきは 電話でごめんなさいねえ。。
あの人! 乗り気で。 笑笑笑笑笑 」
え? 乗り気。。。 って なに?
義理母は続けた
「 まあ、 あれかな? お茶でいいかしらね」
義理母 とりあえず リビングに僕を誘うと
「 今、お出しするから ちょっと待ってね。」
義理母は静かに離席してゆく。。。
しばらく リビングのソファーに座り、、
待つ事、、、、、10分あたりだったか。
義理母が来た。。。 御茶をさしだされて。。。
対面に、座る。。 義理母。。。
「 渡瀬さん。 今迄 娘と過してくれて
可愛い孫まで。 ギフトしてくれて
私が云うのも? なんだけど? 」
深々と頭を下げた 義理母
僕
「 あ。 いや。。。 はい。。
あの、、、 お義父さんは?? 」
義理母、、、マウント的スタートをきる。。。
「 お義父さん?? だあれ? 」
僕は瞬時に悟った
「 あ。 申しわけございませんでした!
城崎さんは? どちらに? 」
義理母
「 主人は 娘と孫と 出かけたわ 」
僕
「 待たせていただけますか? 」
義理母
「 それは 駄目よぉ。
花が 会いたくないって
あ?! でもね?
篤人 と 綾 は 会っていただける?
娘は赤の他人だけど
孫は 半分は 遺伝子が。。。 ねぇ?。。」
僕は 別の日に 子供とだけ 会うことになった
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