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すべての人は無能になるまで昇進する
すべての人は組織の中で無能になるまで昇進していく。
これを、「ピーターの法則」という。
例えば、営業成績がトップの社員がいたとする。
営業やらせれば会社でナンバーワン。
他の誰よりも契約を多く取ってくる有能営業マン。
そういう人は、やがて営業部長となり、第一線から離れ、部下を教育したり管理したりする仕事に就く。
営業が上手な人が、管理職として有能かどうかは、実は関係があまりない。
管理職になった途端、もともと持っていた卓越した営業の力は発揮されなくなり、組織内で無能となってしまう。
これが、すべての人は無能になるまで昇進する、という意味だそうだ。
スポーツの世界でも、選手として有能だったからといって、監督としても有能かどうかは別問題だったりするのに似ているかも。
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