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解決方法は誰が考える?
上司は、問題の解決方法を考えることが自分の役割だと思いがちだ。
問題の解決方法を示すことで、自分の能力をアピールしたいのだろう。
そして、それはあながち間違っているわけではない。
しかし、上司が考えた解決方法を部下に押し付けることは避けたい。
解決方法を考え出して、それが成功すれば手柄になる。
だから自分の案を押し付けたくなる。
そういう気持ちは分かる。
しかし、俺が解決してやる! みたいな上司は煙たがられる。
一方、有能な上司であれば、あえて手柄を部下に譲ることで、最大の成功を引き出すことができる。
つまり、解決方法を部下たちに相談させるのだ。
部下たちは、相談されることで自分たちを信頼してくれているという実感を得ることができる。
そして、問題が解決すれば、部下たちの手柄になり、それが上司の功績になるともいえる。
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