ブラック企業とは?

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ブラック企業とは?

ブラック企業とは、労働者を物のように扱い、使いつぶす企業のことを指す。 ブラック企業に勤めると、次のものを失う可能性がある。 ・「人間関係」  職場を優先するため、家庭や友人、親戚との人間関係が悪化していく。 ・「健康」「お金」  過労や労災などで健康を損なうばかりではなく、ストレスを発散するために、酒やたばこの量が増えて健康を害する人もいる。ギャンブルにのめり込めば、お金も失う。 ・「自己肯定感」  仕事で成果を出せない、あるいは失敗をすることで、自己肯定感が下がってしまう人も多い。  また、単調な作業が続くと達成感が味わえず、自分は機械の代わりに過ぎない、などと考えてしまう人もいる。 ・「倫理」  嘘をついてでも売ってこい、などの悪徳セールスをやらされている人もいる。 ・「常識」  ブラック企業に勤めて失うもので、もっとも怖いものがこれ。 倫理に反することや法に反することをしてでも売ってこい、などと言われ、民間企業ではそれが当たり前なんだと思ってしまうと、これはかなり危ない。 何が普通なのかが分からなくなってしまうのだ。 そして、ここで勤まらないなら他でも勤まらない、のような考えに至ってしまうと、ブラック沼から抜け出せなくなってしまう。 「ここでやっていけないなら、ほかでも無理だぞ」なんて言葉を上司に言われたとしても、相手にしなくていいのだ。 これについては、次のページで詳しく語りたい。
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