1人が本棚に入れています
本棚に追加
最低なエンドロール
好きな子イナイ?
彼女が猜疑心に訊ねる。
イヤ?居ない。
即答する私。
答えようのない彼女に、最低な漫画を見た、と余程負担だったのだろう。
吐き捨てる様に、その漫画の愚痴を言い出した。
まず、見るんじゃなかったね、ホラージャンルじゃないか、キモい。
ゲェとわざとらしく、嫌味タップリ込めて、口にした彼は、偉そうに、ほざいた。
基本的に、貞子系はアウトだね?アウトレイジさながらのォ。
私はわかっていた。
そう、これはつまらない暇つぶしみたいな感じで話している、たわいもない雑談。
態々、作る必要のない、トレンドなんて、狙わない、今時の売れてる漫画なんか、読みたくない、くだらないの一点張りの古参の、硬い頭の様に、価値がない。
僕は、ミステリ作家ではなかった。
僕は、ただの、普通の人間だった。
アニメというモノは、癒しとしては、見ているが、ホラーアニメなんてモノは本当に見たくない。
いぬやしきなんかもそう。
精神的に脆い人は、見ない方が、精神衛生上、良い。
実際、いぬやしきを観て、面白かった言うやつは、school days観て、アレは二次元だから〜と嗤っていれる、陽キャにしか、見えない。
僕は、それは本当にあった事だと脳の中を切り替えて、フィクショナライズ化して、見る事が出来ない。
これは実話をもとに作られた、そう信じる。
間違いない。
これは現実にあった話だし、創作の上で、新たに実名はタブー視されている筈なのに、それをしていない。これは現実に起きた話だ。小説家のする技ではない。
例え、芸能人だろうとも、プライバシー侵害は、免れない禁忌だ…なのに平然として載せる辺り、並外れた神経を持つ。
怖くないのか…?
世間の一般人たちは、政治に愚痴しか漏らさない。
テレビを見て、他人事だと笑っている人達だ。
漠然とした未来に不安に思う、憂鬱な僕は、見なくてもいいものを見ている。
そんなモノは見ない方が良かった。
最近、尻辺りが、痛い。
切れ痔だ。血が出る。
ストレスが相当溜まっている。
女絡みの、暗い案件ばかり……で滅入る。
俺には、性虐待モノは、身に堪える。
ただ一つだけ、可笑しい事実として、僕が裸のオンナに対しては、欲情せず、女の子の陰毛を直視しても、欲情せず、はたまた射精出来ず、心を赦した同性にしか、自慰は見せることが出来ず、また果てられない、酔狂な変態だという事だけが、自明の理とされた事だが…
彼女はオンナだったが、中出し出来た希少価値だった。
最初のコメントを投稿しよう!