ダダ漏れ(と私の限界)

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 ここ2日、父が出張(父はトラックの運転手なので、仕事によっては泊りがけで遠方に荷を運びます)で家をあけていたので犬、猫、フェレットのお世話を一人でこなし、ついでに山のような洗濯物に対応、洗濯物が乾くのが間に合わないので買い物に奔走、とちょっと頑張りすぎました。  せめて洗濯ぐらい、と思って姉にSOSを出したら「うち、アパートで干すトコないもん」と呆気なく断られ、父にそれを愚痴ったら「姉ちゃんを余り苛めてやるな」といさめられました。  正直「え? 私が悪いの?」って思って何だか言うんじゃなかった、って思いました。  私ね、「それはしんどかったのぉ」ってただこの気持ちを認めて欲しかっただけなの……。  姉に色々言ったら、「あんたは子供がおらんけぇ大変さが解らんのよ」って言われちゃっめ、まぁ確かにそれは事実だったので言い返せない部分はありましたが、それにしたって私にも限界というものは存在していたわけで……。  たまにはゆっくり休みたいなぁと思うこともあったんです。  こんな時に何言ってるんだって感じではありますけど。  母の病気が分かってからずっと、突っ走ってきたからね、ちょっとだけ休みたかったの。  でも、実際には私が休んだら母さんの洗濯は誰がしてくれるの?って心配になるから休めなくて。  そんなこんなで何だかちょっとお疲れモードになりました。  だからかな。  この頃は体調も微妙に悪くて。  誰か助けて!って思っていました。  いや、本気で。
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