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兎にも角にもそんなこんなで用意した東京行きのアレコレ。
父は当時母方の祖父母が経営する運送会社で大型トラックの運転手をしていましたので、まぁ普通のサラリーマンよりは融通がききました。
そりゃあそうです。
祖父母にとっては可愛い可愛い娘のためですから。
客先からのどうしても、と言うあれこれがない限り、父を母に寄り添わせてくれました。
3人きょうだいの真ん中だった母。
兄・母・妹というきょうだい構成だったのですが、男気の強い母は、祖父母にとって……特に祖母にとって、よき相談相手だったみたいです。(下手すると長男より頼り甲斐があったみたい)
ただ、母からすると長子(兄)は初めての子でチヤホヤされる、末子(妹)は小さいから可愛がられる。
真ん中(自分)は放置されて育ったから、子供を産むなら絶対3人はやめとき、真ん中が可哀想じゃけ、という考えだったんですよね。
3人産んだら4人目を産めと、当時結婚もしていなかった私によく言っていたのを覚えています。(今、3人きょうだいの母親をやっていると知られたらきっと、母に眉をしかめられるだろうなぁと思いつつ)
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