78人が本棚に入れています
本棚に追加
そんな日。
仕事を終えて帰宅してみると母が痛みを訴えて辛そうにしていました。
痛み止めの座薬を使っても3時間程度しか痛みが抑えられない、と言うのです。
痛む箇所は左右の脇腹。
過日より痛みを訴えていた箇所です。
色々考えた末、とりあえず抗がん剤治療をしてもらっている医師会病院へ電話をしてみることに。
結果、救急外来で痛み止めの筋肉注射を打ってもらうことになりました。
その薬は麻薬ではないけれど、それ以外では一番強いお薬だとかで、打った母は確かに痛みこそ消えたものの、自力で立てないくらい意識朦朧の状態に。
父と二人で支えてようやく歩ける感じでした。
そんな状態で車に乗せたのがまずかったのか、帰宅後に何回か嘔吐を。
でもそれもすぐに落ち着いたみたいで眠ってくれてホッとしました。
このところ痛みでろくに眠れなくなっていたらしい母。
薬が効いている間にゆっくり身体を休めてくれたらいいな。目が覚めたら痛みが緩和されているといいな、と思ったのを覚えています。
楽しい日だったはずなのに、楽しいだけで終われなかったことが本当に残念で……神様の意地悪!と思いつつ。
最初のコメントを投稿しよう!