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研修医の暴言
2008年5月9日夜。
母が、処方されていた痛み止め(※医療用モルヒネ)を飲んでも一向に痛みの引かない激痛に苦しんで、「病院に連れて行って欲しい」と言うので父とふたり、慌てて医師会病院の夜間救急外来に走りました。
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※経口タイプの医療用のモルヒネ、猫ちゃんの〝ちゅーる〟のような細長いビニール容器に入っていて、口に咥えて下から中身を押し出して飲むんですが、母以外の人が触れる時は、誤って手についたりしたらすぐ洗い流すように指示されていました。
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当時、医師会病院の救急は夜になると主治医に会えることはまずなくて。
研修医率が高かったんですが、前に行ったときは医学書を一生懸命めくって、不安そうに婦長さんに「この処置でいいでしょうか?」って問いかけて、婦長さんから「決断するのは先生です! 私たちはあくまでもサポートです! 患者さんの前でオロオロしないで下さい。不安にさせてしまいます!」と叱られている研修医さんで。
確かに大丈夫かな?とは思いましたが、真摯に患者に向き合おうとしてくださっているのがひしひしと伝わって来たので嫌な気持ちにはなりませんでした。
が――。
今回は最悪な研修医に当たってしまったのです。
(14年経った今思い出してもはらわたが煮えくり返ります)
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