真夜中の入院

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 そのまま母だけ入院させてもらって翌朝。  開院時間になって、主治医から呼び出しがあり、今回の入院に関するアレコレについて説明を受けました。  連日のように母が悩まされていた下腹部の激痛について、もしかしたら十二指腸が何らかの形で閉塞していることが原因かも知れないということで、12日(月)にバリウムを使って検査すると言う予定になりました。  その検査結果によって、十二指腸が閉塞しているようならば開腹手術も視野に入れた治療になるとのこと。  オペなしの場合で考えて、17日(土)辺りまで体力回復&痛みの原因究明&ペインコントロールのために入院、という予定が告げられました。  病院にいれば痛み止めの点滴なども出来るので、家にいるよりは痛みのコントロールがうまくいくのですが、痛む理由が解明でき、それを取り除くことが出来ない限り、薬で一時的に痛みが取れても手放しには喜べないのが現状だと言われました。  十二指腸などに問題がない場合、今、母に処方されている諸々のお薬のどれかによる副作用である可能性が高くなるらしいです。  内臓損傷よりは薬の副作用のほうが、原因としていいなと思ったのを覚えています。(その場合は原因になっている薬を体内に摂り入れないようにすることで緩和出来ますし)
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