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夕方。
病院から呼び出しがあり、仕事後にドキドキしながら行って来ました。
最悪のお話も想定して臨んだんですが…とりあえず余命宣告とかではなくて、ひとまずホッ。
ただ、肝臓への転移が初見では1箇所だったのが、先日撮った最新のCT画像では数箇所(数、数えられなかったです)にブワッと増えていて…恐らくは今溜まっている腹水の中にも癌細胞が浮遊しているだろう、との見立てでした。
先生のお話はそれを受けてのもので、「肝臓の機能はそれほど落ちていないので、来週からジェムザール(点滴タイプの抗がん剤)を再開しましょう」と。
とりあえず、抗がん剤、まだ投与できるのねと思って少し安心しました。
でも先生の口ぶりから抗がん剤、母に対しては余り奏功率が良くないけれど、何もやらずに手をこまねいているよりはやったほうがマシだから、という感じかな?という印象を受けましたので楽観視は出来ませんでした。
まぁでも……それにしたってやってみなければ分からないし、何もせずにウジウジ悩んでいるのが一番馬鹿らしいかな、と思ったりもして。
今出来得る最善の方法を実行していくのがベストだと気持ちを切り替えたのを覚えています。
今、元気そうに過ごしている母。
抗がん剤を再開して体調がガクッと崩れませんように。
次回CT画像では癌が縮小されていますように。
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