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祖父母(母の両親)に嘘偽らざる母の現在の状況を伝えたところ、涙ながらに「聞きたくない」と拒絶されました。
そりゃ、娘のことだもんね。
辛い現実から目を逸らしたい気持ちは、痛いほど分かります。
きっとその辛さは私たちの比ではないであろうことも。
でも…どんなに辛くても…どんなに悲しくても現実から目を逸らしていては前に進めません。
少し時間を掛けて気持ちの整理をしてもらったら……祖父母にも母の今後のことについて一緒に考えてもらえたらいいな、と思っています。
事実とは言え、つらい現実を突きつけて、もう十分すぎるくらい傷ついている老夫婦をさらに泣かせてしまった自分が、本当に恨めしかった。
ごめんね、じいちゃん! ごめんね、ばあちゃん!
私、本当に最低な孫だ。
でも……今、こうして泣いたり苦しんだりしている全てのことが、近い未来取り越し苦労だったね、と笑える日が来ることを切に願わずにはいられませんでして。
祖父母に辛い現実を突きつけながら、私の心の中の本音はそれでした。
そのことだけはまぎれもない事実です。
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