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く つはハイヒールなので走れない。
り そうを言えば靴を脱いで走りたいのだが、雪が冷たくてできない。
す ぐそこにタクシーが1台見えるのに、階段が私の邪魔をする。
ま 横をスーツの男性が駆け下り、タクシーは行ってしまった。
す ぐに次のタクシーが来てホッとしたが、一瞬会うのを諦めかけた。
の りこんだタクシーの中で、私は急いで彼に連絡する。
ひ どく寒いに違いないのに、彼の声はいつもと変わらず優しかった。
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