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「あなたは、そんなメチャクチャな事を大声で発言していて恥ずかしくないのですか?」と冷が前に出て言う。
俺は焦って「おい冷、やめておけって!」と言う。
「見たところあなたの言っている事は道理も何もなく、意味も滅茶苦茶。どこをどう取ったらあなたに許可を取る必要があるのですか?この場所はあなたが前もって先生方の許可を取り活動を行っていた場所なのですか?そうでないのでしたら不愉快なのでこの場から消えてください。少なくてもぼくの視界には入らないでください。会話の成立しない同じ言葉通じない輩は嫌いです」
うわー。冷言いたい事遠慮せず言いすぎだよ。そりゃ俺も気分は悪かったけどケンカになったらどうすんだ!?と内心冷や冷やしている。
「誰だテメー!見たところ新入生みてーだが、誰に口きいているのか分かってんのか?あ!?」青筋を立てて怒りの矛先を冷に向ける。
やっぱり目を付けられた!こういう奴には関わらない方が良いのに、何であんな事を言っちまったんだ!
俺は冷や汗を流し何もできないまま冷と不良を見る。
不良は「誰にモノを言っているのか分かってねえみてーだな!ここでは誰が一番偉いか教えてやらねーといけねーみてーだ!」
冷の真ん前に立って明らかにキレている。
「あなたがぼくに教えられる事なんて何もないと思いますが」
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