その名は‥『P』

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 タカシは、即ニヤニヤしながら、 「やっと僕の誕生日を祝ってもらえそうだ」  ちなみに彼の誕生日は、一週間も先だったのだが、理香の習い事が多いため、なかなか会えなかった。  ピアノから始まって四種類はあったし、そのローテイションも分からなかった。  なのに、どうして明日は会えるのか? 「予定の変更があったんだろうか‥‥?」  タカシは風呂に入りながら考えたが、結局、 「ま、いいかー。とにかくキャッホー!」  と目一杯、湯船に潜った。
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