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立場の逆転
翌朝、私はいつも通り通勤経路を移動していた。腕には、例の時計をはめていた。
朝起きると、昨日のあの小男との出会いが、まるで夢の様に思い出されていた。腕にはめた時計は、なぜか取れなかった。きっと、消えてなくなるまでは取れないのだろう。ふと、そんな気がした。
さあ、今日は誰かに当たるのだ。私は、小男と出会った地下道を歩きながら、誰にいつ当たろうかと機会を探っていた。
<to be continued in near future>
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