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スタッフ不足の話に戻りまして。
シーン練習がスタートした時点でも、やはり人は足りていませんでした。
その中でも重要な衣装係がまだ決まっていないとのこと。
ことの成り行きで、私が衣装係を担うことになりました。
承諾したのにはちゃんと理由もあって、ちょっと前にも書いたように、個人がチームのために何かを頑張るってことがすごく素敵だなと思ったんです。
自分の役をまず一生懸命やるのはもちろんですが、スタッフワークを通じて作品そのものへの理解だったり、劇団全体への働きかけだったり、なにかそういうものも経験するのもいいかもなと。
幸い私は毎日ほぼ定時に終わる仕事で、使える時間はたくさんありました。
衣装係といっても、全ての役の衣装を作るのではなく、任されたことは基本は進捗管理です。
各キャストに、いつまでにこういうイメージで衣装を用意してね、といった感じです。
ただ、みんながみんな衣装へのこだわりがあるわけでもなく、その辺のイメージの共有は難しかったです。
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