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先日、私が普段使いしているマグカップが割れました。 主人とお揃いだったので、これはマズイぞ、と主人に報告をしました。
「ごめーん、今日お茶碗しまう時にマグカップ落としてしもて。 ヒビ入ってしもてん、ほんまごめんな」
「しゃあないな……アマ○ンで見るわ」
なぜかこういうことは率先して探してくれる主人。 そういう人だと知っているので、母ちゃんは既におまかせモード。 ええ、私のマグカップだったのですが。
「こんなんどう?」
「お、ええやん、ほなそれ頼むわ」
「あー……送られてくるのが来月半ばになるみたい……」
ここで、この会話は一旦終わってました。 マグカップ以外にもプラスチックのコップがあるので、別に不自由はありませんし。
しかし。
それなのに、その会話の次の次の日ぐらいにアマ○ンから荷物が届きました。 ええ、マグカップです。
開けてみて、出てきたのがコレです、ドン。
「……父ちゃん、最初に見たコップとちゃうやん……」
「うん、あれ来月までかかるらしいから、こっちにした」
……はいっ、もうこれはそういう人なのです。 これっくらいはもう日常茶飯事なので、流さざるを得ません。 というか母ちゃん自体も
「……ま、えっか。 これも可愛ええし。 ありがと」
と、こうなります。
そこへわらわらと集まってくる、次男くんと三男くん。
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