「キスできないって言ったじゃん」
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式は予想以上にスムーズに進んでいった。しかし私は知っている。 「誓いのキスを」 ここだ。予想通り、今までが嘘みたいに式が止まる。 ガッチガチに緊張して動けない彼を前にして、私は隠し持っていた真っ赤なリップを取り出し、唇を赤く染めて── 「誓ってあげる。いつまでも青いあんたは私好みの
赤葉
(
あか
)
に染めてやるわ」 こうしてこの日、私は真っ赤なファーストキスで
彼
(
赤葉
)
を染めたのでした。
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