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『怪猫は復讐を好む』いかがでしたか。
あれは短編『梟の生贄』を書いた時でした。
同じ母娘を犯され殺された殺し屋の復讐劇でしたが、どうにも腑に落ちなくて。
あんな復讐の仕方でよかったのかと。
でも短編だし、あまりこだわり過ぎるとテーマと逸脱してしまう気がして、なくなく削りましたが、もうちょっと懲らしめておけばよかったなと後悔する思いでした。
そんな中で長編として書いてみようと構想を思いつき、どうせなら別の作品として描こうと思い立ち、色々と構想を練りました。
出来うる限りスカッとし、地獄を味合わせ尚且つ、過激しすぎないようにギリギリな復讐方法を考えるのにはかなり悩み、一度、休載しようかなと折れかけた時期がありました。
それでも、ありがたい事に徐々に人気が出始め、毎日スターやペコメを書いて頂き、更には特集記事までさせて頂き、これは是が非でも完走しなければと決意を新たに、書き続けました。
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