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道行く人達
そこに、一人の座っている女性
よく見ると泣いている。
主人公は、声を掛けようかと悩んでいた。
「どうしよう。困ってそう。」
迷っていては!!と思い、自然と声を掛けてみる
「このアイスおいしいなぁ。ん?どうしました?」
女「.....。アイスを...。」
主「アイスおいしいですよね!あっ、落としたんですか?」
女「いいえ。あそこにいる人達に揶揄われて落とされたんです!グスン」
主「そう泣かないでください!!僕が買ってあげますから!」
主人公は、どのアイスだったかの特徴を女性から聞き出した。
女「チョコがパリパリで、四角い棒のアイスで....。」
主「あっ、これですか?このアイスおいしいですよね!!」
女「はい。これです。」
終始、女性は下を向いたまま悲しげだ。
主人公は、このアイスは「○○ストアで見たことがある!」
と思い、女性には声を掛けずにすぐに向かった。
女「あの!....」顔を上げるとそこには誰もいなかった。
女「(あっ、やっぱり私は....。)」
女性は、主人公がいなくなった事によって、自暴自棄になってしまった。
コンビニの端にうずくまる女性
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