41人が本棚に入れています
本棚に追加
/51ページ
「優くん、意外とフランクな性格してたんだね」
「僕が?フランク?」
「陽気ってこと」
「そうか」
僕はその意味を理解するのに少し時間がかかったが、意外と明るい性格だということは理解できたような気がする。
やがて、日が落ちて歌舞伎町は夜の顔を見せるようになる。
夜の歌舞伎町というのは魑魅魍魎が跋扈している。
そして、この中に犯罪組織や半グレ集団が紛れ込んでいるかも知れない。
もしも、新たな敵が現れたら、僕と駿輔、そして仁美の3人で壊滅に追い込めばいい。
――ただ、それだけの話だ。(了)
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体とは一切関係ありません。
最初のコメントを投稿しよう!