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謎の男「本当にそれでいいんだな」
ジャン「うん!僕これでいい」
謎の男「わかった君が授かる魔法だ受け取りなさい」
SEチャイム
男性「おーいジャン!」
ジャン『昼休み、教室の最前列の席から手を振るのは先日16になったばかりのスバル』
スバル「なぁなぁ!今日はお前の誕生日だな!楽しみだな!!」
ジャン「何が楽しみなんだよ、面倒な事が増えるだけだ」
スバル「かぁぁ!クールだねぇ俺の時は前日からドキドキして眠れなかったぜ」
ジャン「そういえば、スバルの探す相手は?」
スバル「俺様の将来のパートナーは5分先の未来が見える魔法のひと」
ジャン「5分先の未来ね~」
スバル「5歳の時に、こんな魔法を授かりたいと願う子だぜ、絶対可憐で知的で美しい人に違いない!なっ、そう思うだろ」
ジャン「思わねぇよ」
ピロピロピロピロ
スバル「来たんじゃないか?」
ジャン『ふぅ騒がしい奴だ、仕方ない見てみるか』
スバル「俺が見てやるよ」
ジャン「あっ!!ちょ!!」
スバル「なになに、石ころを大きくする魔法の子が貴方のパートナーです、この人を探し出して生涯を共に歩んでください」
ジャン「石ころ………。」
スバル「ギャッハッハッハ、石ころを大きくって!!お前の魔法にピッタリだな」
ジャン『バシバシ叩くな、鬱陶しいな』
ジャン「とりあえず携帯返せ!!」
スバル「ほらよ」
SEチャイム
ジャン『石ころを大きくか……。』
ピロピロピロピロ
女性1『なるほどね』
女性2「貴方のパートナーは誰に決まったの?」
女性1「5分先の未来が見れる貴方は分かってるでしょ」
女性2「ふふっ」
女性1「貴方のパートナーはどんな人なの?」
女性2「使えそうにないクズよ」
女性1「あら残念ねシーヴァ」
シーヴァ「さてと、どうやって探そうかしら私の奴隷君」
女性1「貴方のパートナーに同情するわ」
シーヴァ「ふふっ、それじゃ私は生徒会があるから行くわね。アル生徒会の席いつでも空けてるわよ」
アル「私は入らないわよ。」
シーヴァ「その答え、知っていたわ」
アル「ほんと嫌な魔法ね」
シーヴァ「褒め言葉として受け取っておくわ」
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