世界一幸せな猫たちにしたい

ニャンコのごはん事情①

　ニャン主様あるあるで、飼い猫のごはんをどうしようかと悩まれている方は少なくないと思う。

　ニャンコはごはんに対して色々性質がある。

　最大のものが、生後半年に食べたものを好んで食べるという点だ。

　これはニャンコの野生の本能がそうさせる。生後半年の間、母猫に「これは食べて大丈夫」と教えてもらったものだけを安全だと認識する。

　母猫に教わっていないものには毒があるかもしれない、体に合わないかもしれない。自分の身を守るために、食べたことがないものは食べなくなる。

　安全だとわかれば食べる場合もあるのだが、この性質を徹底している子も中にはいて、「うちの子、決まったご飯しか食べないんです」と仰るニャン主様を何人か知っている。

　食べれるものがあるから問題ないんじゃね？ と思われる方がいるかもしれないが、病気になって、病気用のごはんに切り替えないといけない時や、災害時にいつものご飯がない時など、別のご飯を食べなくてはいけない時がくることがある。

　そういう事態を予測して、ニャン主様は色々なごはんを食べれるようになって欲しいと、日々心を砕いているのである。

※おそるおそるサーモンの匂いを嗅ぐらいむぎ。色々なごはんを食べる訓練中。