7人が本棚に入れています
本棚に追加
こむぎは小柄と言っても3キロ近くある。
3キロをほぼ一晩中支えるのだ。身体がバキバキになるのも無理はないというものだ。
しかも、狙っているのかいないのか、こむぎはベッドから乗り出すようにして上半身を反ることが何回もあった。
そのたびに3キロに重力が加わった圧が私の右半身を襲った。
こむぎ筋トレ。
いや、ただの虐待だ。
若くもない身体を虐め抜かれただけだった。
それでも、あっちいけなどとしないのは、こむぎがかわいいからである。
腕に当たるこむぎの毛がもふもふで気持ちいいからである。
虐待だ、などと言いながら、喜んでしまうのがニャン主の性である。
※これからは圧力が倍になりそうである。
最初のコメントを投稿しよう!