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※我が家へやってきた当初のらいむぎ。まだ警戒心が表情に浮かんでいる。
らいむぎは沖縄生まれ、およそ一歳の保護猫だった。預かりさんと言って、正式な飼い主が決まるまで一時的に保護猫を育ててくれる方が、遠く離れたご自宅から我が家までらいむぎを連れてきてくれた。
こむぎと同年代、元気で活発なこむぎと同じで元気のいい子だという。
私たちがいない間に、こむぎと一緒に遊んでくれるだろうと思って、その子に決めた。
らいむぎを迎えた当初の話は別の機会に記すとして、なんやかんやで彼はとても甘えっ子になった。
マイペースで、よく食べよく遊び、ニャンコにしてはショートスリーパーだった。
特にマイペースさについては目を見張るものがあった。
撫でられることが好きならいむぎは、こむぎを撫でていると自分も撫でてもらえると思い割り込んでくる。
こむぎのお気に入りの場所を悪気なく奪うし、まったりしているこむぎに容赦なく戯れに行く。
まさに末っ子気質。
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