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そこでようやくこむぎの重い腰が上がる。
瞳孔を目一杯開きながらねこじゃらしを追いかけ回す。
夢中になりすぎて、ねこじゃらしを置いてけぼりにして1人で走り回り出す始末。(なぜ)
終いにはカーテンをよじ登り天井までたどり着く身体能力を披露してくれる。(我が家ではカーテンをキャットタワーと呼んでいる)
こむぎとのねこじゃらしは真剣勝負である。決して手抜きはできない。野生の生き物になった気持ちで挑まないと、野生の本能を曝け出してくれないのである。
ちなみにこむぎは円を描くように走るよりは直線コースを好む。
前世は短距離走の選手だったのかもしれない。なんてことを思いながら汗を拭くニャン主であった。
※我が家のキャットタワー(別にちゃんとしたキャットタワーもある…)
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