王族?

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「あれは、本当に面白かったよ…今でも忘れられない…」と肩を震わせていた (ちょっと、見たかったかも)と思ったのは内緒だ 「すまん、話が脱線したな。その令嬢、かなり怪しいな…第一王子が行方不明なのを知っているの、おかしくないか?」 「公爵家の方だったら、教えてもおかしくないのでは…?」 「う〜ん、あまりないだろうな。自国の王子が行方不明。そんなの隠したいだろ?王子が誘拐されたとする。それは王子が誘拐されるくらいゆる〜い警備だと言っているようなもんだろ?」 「そうなんですね…?」 王子が誘拐されるなんて大変だなとしか私は思わなかったので、団長は裏まで読んでいてすごいなと少し思った 「まぁ。王子が行方不明なのを知っていることは公表されないな。表に出ない理由も療養とか言って誤魔化せるしな。公爵家だとしてもそうそう教えないだろう。………その令嬢王子が行方不明なのに関わっているかもしれないな…」と目を鋭く光らせた 「………何が目的なんでしょうか…?」 「おそらくだが、シュリアームを王位のつかせることが目的だったんだろう。第一王子を排除して、シュリアームを王位につくよう説得し、自分は王妃になる…とかな。けど、シュリアームは結婚しており、アルフィナが邪魔だった」 「私が…」 「シュリアームは王位につきたくないと日頃から話していた。相当なことがない限り王位につくことを選ばないだろう。その相当なことが王子の誘拐か…?」 「ユリウス様が…」と呟くと、 「面識があるのか?」と驚いた顔で聞かれる 名前で呼んだから驚いたのだろうか 「はい。幼馴染に忘れ物を届けた際、新入りのメイドと間違われ、王子のものが盗まれることがあったらしいので、その犯人に疑われ何やかんやあって、犯人探しを手伝ったら、隣国が関与していることを知り国王陛下に謁見したりしましたよ」 「………すごいな。」と驚いていた (無理もないよね。) は、メイドと間違われないし、国王に謁見しない。 (まぁ、これも彼もシリクのせいだっていうし。あ、そういえばシリクのこと教えてくれた人どうなったんだろう…?)と思わず前髪を切ってしまった男性の存在を思い出した *** 長らく更新できずにいて申し訳ありません…実は、何章か消してしまって、それ直すために時間がかかってしまって… これからは更新していきます!ただ、毎日投稿ではなくて週一になりそうです (なるべく、週に3日を目指します!)
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