プロローグ

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プロローグ

私はトラックに引かれて死んだ。はずなんだけど…ここどこぉ?!!!!!「…あー分かったわトラックに引かれるっていうあるあるな死に方で転生したんだ。はいはい分かりましたよーさぁ女神様ー来るなら来いー」すると、あたりが光りだした。 光がおさまると、すっごい綺麗な女の人が……と思ったらすっごい強面なおっさんがそこに立っていた。 「………じじいだ……………」 しまった…心の声がもれてしまった。うっかりうっかり☆………じゃなくてさ、いい年したババアがうっかりうっかり☆とか痛すぎんだろ。もう30代なんですけど… 「……で、誰?」と聞くと、そいつはやっと喋りだした。 「そんな汚い言葉使っちゃだめだゾ☆君はもう、この国の国王の娘なんだからぁプンプン☆」私は放心してしまった。あまりのこのじじいのギャップ…?とキモさといたさがえげつなくて……。「あの、正直に言っていいですか?」「いいよ♡?」うっ…キモさに耐えつつも私は力を振り絞ってどうしても言いたいことを言った。 「言葉を聞くだけで吐き気するから消えろ。このじじい!」 …言ってしまった……この転生も、もうチャラになるのかな…てか、悪役令嬢とか嫌だしそうしてほしいんだけど…。私は、おそるおそるあいつの顔を見た。…はっ? 「そんなこと…知ってるゾ☆」 まじか〜こいつメンタル強すぎだろ。そこもキモい… ていうか、結局私はだれなんだよ〜!!
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