捨て犬わんこ

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捨て犬わんこ

屋箱視点 暫く車を走らせていると、捨てられている犬が居た。 「ったく、誰やねんこんな所にわんこ捨てとるとか…。」 俺は車を近くに止め、犬の元に向かって歩いた。 よく見ればその犬は子犬だった。 子犬は弱々しく鳴いた。 “拾ってやってください” ほぉん… 「なぁ、わんこ。あんさん、家無いんよな。ほんならワイが拾ったげるで」 すると、子犬は嬉しそうにワンと鳴いた。 …新しい家族になるんだな。 「そうや、名前決めたげる!」 子犬…… 見た目的にはトイプードル…トイプードルだな。 雄か雌なのか分からねぇッ どっちでも良いような名前… いあ… 「唯愛(いあ)なんてどうだ!」 唯愛と言う名が気に入ったのか俺の足元をくるくると回っている 気に入ってくれたんだな。 こんな俺が、お前を愛せるのか…十分な愛を注げるのか… あぁ、駄目だ…過去の記憶がフラッシュバックする… 痛い、頭が、痛い。 助けて、誰か。 嫌だ、嫌だ、 誰か 「ワンッ!」 唯愛… 大丈夫、俺なら。 きっと、大丈夫 そうだ、もう俺は “独りじゃない” 「ごめんよ、唯愛。さぁ、帰ろーや。」 「ワン!」 「帰ったら風呂入れてやる…っていってもお前綺麗だし…それで捨てられるって…」 唯愛は少し悲しそうだった。 俺はそんな唯愛を撫でたげた。 「大丈夫やで、お前が愛されなかった分ワイが愛したげる。めっちゃ可愛がったる。」 そういって唯愛を車に乗せて、俺も乗って また、夜道を走り出した。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー どうも、飴玉です。 えーっと、浮上して無くてすみませんでしたッッ 事情が有りましてね() 今回はわんこと屋箱君でしたね。 きっと読めばこの物語の屋箱君の事が分かりますよ() 屋箱君モチーフの人は僕のお友達を使ってるんでね過去どんどん掘っていきますよ(((( 暫く浮上してないせいでエピソード追加の仕方を忘れかけるというバカなことになりまして☆ まだまだ続くのでこの先ご期待に答えられるように… それでは皆さん I look forward to seeing you next time
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