友人Fの本懐7 - 復活の日 -

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「そうか…。親父、死んでもたんか…」 林田は一瞬、寂しそうな何とも言えない表情を浮かべた様に見えた。 「ごめんな…。ありがとう」 林田はそう言って歩き出す。 「俺らいつもこの辺におるから。良かったらまた来いや」 Fは林田の背中にそう言った。 林田は後ろ手に手を振ってそのまま駅の方へと歩いて行った。
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