3人が本棚に入れています
本棚に追加
第三話 同じような境遇のぞうきん
僕は巨人界に来てしまったようだ。大きさを自由に変える呪文を知らないのでとりあえず路地に避難した。
ア「どうしよう」
他のぞうきん1(今後ぞ1と表示)「お前さんちょっといいかね」
ア「はい」
ぞ1「お前さんはなぜこんなところにいる?」
ア「実はカクカクシカジカで」
僕は今までのことを話した。
ぞ1「それで元の界にもどる呪文がわからないとゆうわけか」
ア「はい」
ぞ1「わしも界ワープをしようとした理由は違えど状況は同じじゃな」
ア「そうなんですね~」
ぞ1「ついでだから名前も聞いておこう」
ア「アレクチャ・ノードンです」
ぞ1「アレクチャ・ノードンです、よろしくな」
ア「いや、僕の名前は、アレクチャ・ノードン。ですはいりません」
ぞ1「アレクチャ・ノードン、よろしくな」
ア「ところであなたのお名前は」
ぞ1「トカドセ・ケルマニウム」
ア「そうですか」
トカドセ・ケルマニウム(以後トと表示)「でもアレクチャもぞうきん界に戻るのは絶望的だな」
ア「まだ希望はありますよ!」
ト「わしが何年さまよっていると思う?」
ア「うーん」
ト「10年じゃ」
ア「でも界ワープをし続ければいつかは一周回って元の界に戻れるかもしれません」
ト「やってみるか?失敗しても投げ出さずにいけるか?」
ア「行くしかないでしょ!」
一筋の希望が見えたアレクチャ、果たして成功するのか?第四話に続く!
最初のコメントを投稿しよう!