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表紙 SOLITARY EMOTION 影無き魔女
歌が聴こえた。
魔女(かのじょ)は誰の為に歌うのか…──
ソレは三人の歌姫(アリス)を中心に 繰り広げられる物語(ビトゥルゥァチェ)──
太古の昔 まだ人と獣が 共に在った頃のこと。
七千年前 その国は一人の女性により 崩壊の刻を迎えた…
古(いにしえ)
太古から時が流れ 夜明けの歌が流るる頃…
影無き美シイ魔女の物語が 始まる──
奏歌ノ民──ヴィスティディリアの一族。
七千年前と十一年前の事件により滅びた 歌で数多の魔法を成す民。
一人の女性を探す子供──ラーシャは 十一年前の事件で滅びたと言われていた奏歌ノ民の生き残りである魔女──レスティノーチェと出会う。
二人の出会いは 何を意味するのか…
民々の奏でる歌と 魔獣達が 《想いノ祭典》へとアナタを誘う──
美シイ魔女よ 影なき魔女よ
ソナタの生きた物語を さあ今歌おう
コレはソナタの為の物語だ。
愛してる。と
その魔女(ひと)は言った。
影おくり(シエルトルィカ)
空前なる 民と民の調べ────
〈民を護り 民を笑顔にし 民に歌い続け
そしていつまでも 民と共にあり 恒久ノ平和を願う──
我 長き日においてこれを奏でる。
奏歌ノ護り神の許 我らは謳う──〉
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