告白

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食事を終えて・・・・・・ 「俺が片付けするから朝陽はお風呂入ってこいよ、飲み直そ」 朝陽が風呂上がりの熱った顔でビールを飲む。 あまりに色っぽくて顔を見ているだけで身体が反応しそうだった。 そんなことをぼんやりと考えながら朝陽の顔を見る。 その時突然朝陽が真剣な表情で言った・・・・・・ 「蓮ずっと俺の事避けてるよね、なんで?」 「そんな事ないよ」 「ある、俺の気持ち気がついてたんだよね・・・・・だからだろ」 「気持ちって?」 「まだ知らんぷりするつもり?」 「何のことだよ」 「俺がずっと蓮の事好きだってこと」 「お前が?」 「そうだよ、これまで何回もそう言う態度取ってんのに気づかなかった?気づいてて気づかないふりしてた?」 「そんな・・・・・」 「わざわざ福岡まで行ったし、空港でも抱きついたし、一緒に寝よって言ったし・・・・・それでも気づかない?」 「だって俺男だぞ・・・・・・お前が男を好きになるなんて思わないじゃん」 「そんなの関係ないよ、男だって女だって関係なく蓮が好きなんだ」 「待て・・・・・・なに言い出すんだ・・・・・・だって・・・・・」 「なにがだよ」 「いや 待て・・・・俺お前の事好きで・・・・隠すのに必死で・・・・・・・それももう限界で・・・・・・・だから・・・・・・逃げてたのに」 「何言ってんの?」 「朝陽お前酔って言ってるわけじゃないよな?」 「まだそんなこと言ってる?」 「わかった、ほんとなんだ・・・・・・・じゃぁ抱いてもいいのか?その覚悟はあるって事?そう思っていいの?」 「いいよ 覚悟はできてる」 「お前男が男に抱かれるって事がどう言うことかわかってて言ってる?明日になって後悔してるとか言うなよ」 「言わない」 「わかった・・・・・・・だったら脱げ」 「うん いいよ」 朝陽は返事をすると俯いたままシャツのボタンを外した、震える手で一個ずつ外す。 俺はそんな朝陽を信じられない気持ちで見ていた。 ずっと思っていた朝陽がまさか自分のことを好きだったなんて・・・・・・・ どう考えても信じられなかった、もしそうだとしたら今まで自分は何を1人考えていたのだろう? 思い返してみればこれまで朝陽のした事がいちいちおもいあたる! 朝陽の言った様に福岡まで来たのも抱きついたのも、一緒に寝ようって言ったのも、全部・・・・・・なんで朝陽の気持ちに気が付かなかったのだろう? 震える手でボタンを外す朝陽のそばへ行って、思いっきり抱きしめた。 「朝陽俺が悪かった、もういいもうわかった・・・・・・・朝陽の気持ち全然気が付かなかったんだ、好きなのは自分だけだと思い込んで、辛いのも苦しいのも自分だけだと思ってた」 「蓮ほんと?俺の事好き?」 「ほんとにほんと初めてあった時からずっと・・・・・・」 「飛行機の中で会った時から?」 「アァあの時からお前に夢中だった」 「俺も同じ 飛行機の中であった時好きになった、蓮は全然そんなふうに見えないんだもん・・・・・俺の独りよがりだってずっと思ってたんだ」 「ごめんな」 「蓮抱いてくれる?」 「お前男は初めてだろ?」 「うん、蓮は?」 「俺は・・・・・・女を抱いた事ない」 「なら、抱いてよ」 「わかった」 上半身裸の朝陽の手を引いてベッドへ連れて行く、ベットの端に座らせてその前に立つ、朝陽の顔を両手で挟んで上を向ける、覆いかぶさる様にキスをして後ろへ倒す、唇から首へそして胸へと唇を這わせ乳首を口に含むと朝陽が可愛い声を出す。 「朝陽気持ちいい?言って」 「うん気持ちいい、もっともっとキスして」 「朝陽俺の事怒ってた?」 「うん、だって全然気づいてくれないんだもん」 「言わなきゃわかんないだろ、エスパーか?」 「だってさ、蓮のこと見つめたり抱きついたりしてるのに気づかない方がバカだよ」 「わかったよ、朝陽の事どれくらい好きかわからせてやるよ」
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