シェインとのぞのぞ

のぞのぞのいつも通り

のぞのぞのいる遊家、いや、両親は交通事故で捕まり、留置所に入れられているのでのぞのぞと春美姉妹は親戚の家に預けられていた。

のぞのぞは本来働く必要は無かったのだが親が加害者となり多額の慰謝料を払わなければならなくなったのでのぞのぞもメイドとして働いている。

スイーツ城にいるメイドは大体家庭的に事情のある少女が大半だ。

そしてそしてのぞのぞは明日香とディスコに行くことを春美や親戚の叔父、叔母に告げる。

「貴女がディスコ！？しかも友達と？？友達なんていたののぞのぞ！？」
春美が普通に驚く。

失礼な、私が友達いないと思ってたの。まあ内気な性格なので友達が一人も出来ないのは仕方がない事なのだが。

「のぞのぞに友達が出来るなんて…！赤飯でも炊かなきゃならないねえ♪」
と叔母が言う。

(そんな大袈裟な…)のぞのぞは思った。
「とにかくとにかく、ディスコに行くにはどんな恰好が良いかなあ？」とのぞのぞが聞く。

「はてはて？ディスコなんて行った事ないからなあ…」
と叔父。
「普通に外行きの服で良いんじゃない？」
春美が適当に言う。

そうか、とのぞのぞは外行きの服で出かける事にした。