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はじまり🌙
ガガーン!!
夜の街に大きな音が響いた。
おやすとすやみが慌てて音のした方を窓から覗く。すると、ボタンの目をしたうさぎのぬいぐるみが、街を破壊しながら歩いている。
(たいへんだ!みんなをたすけなきゃ!)と、おもったとたん、おやすとすやみの体に、キラキラと光がまとわりついてきた。
「変身!」
おやすとすやみの体が光に覆われて、見えるのは、おやすやみの形と目だけだ。
二人は自然と踊りだした。二人とも、星を両手に持っている。その星をギュッと頬におしつけると、頬に星とハートのマークが浮かび上がった。すやみが、
「希望と星の戦士!すやみ!!」
おやすは、
「幸せと月の戦士!おやす!!」
と言った。二人の手の周りを、光がくるりと巻くと、パンっと、星のステッキが現れた。
「えっ!えっ!?どういうこと!?」
「なにこれ!!??」
「君たちにはナイトドールを毎日浄化して持ち主に返してもらうめう!あとそれはとぅいんくるスターステッキめう!」
「だっだれ!?」
二人が反射的に振り向くと…そこには………
なんと!妖精がいたのだ!!!
⇓⇓妖精はこんな姿⇓⇓
「よろしく!めうりんっていうよ!めう!」
「ないと…?」
「ナイトドールは、人のストレスがその人が寝てるときに暴走して、一番大好きなぬいぐるみを大きくしてそこにその人を乗せて街を破壊するんだめう。ビームとかも使うめう。」
「こっ…怖い」
「そんなのと戦えないよー!」
「あっ!!」
ズドーン!!ガラガラガラガラ…
「うわああああああああっ!!」
ガシャーン!!
ナイトドールが当たると爆発するビームのような攻撃を何発も撃った。
大きなマンションが根本から崩れ、その爆風で、街のすべてが消し去った。
「必殺技めう!」
「必殺技って何」
「構えて!そしたら自然にできるから!」
「うん!」
「えい!」
「魔術チャージ!」
「必殺!!光!」
「やーーー!!!」
ガガガガガガガガガガガガガガガ!!!!!
「むにゃ…」
ぬいぐるみは無事持ち主のもとへかえった。
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