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「夜と哀しさの戦士 」✿前編✿
ある真夜中。
「ねえねえ、次は何して遊ぶ?」
「う~ん…」
「もう一回しんけいすいじゃくする?」
「うん」
おやすたちが何をしているのかというと、
「やっぱり楽しいね、おうちテント。」
「いぎなし」
そう、おうちテント。やり方は、まあ、部屋の中などにテントを張って、そこでキャンプ気分を味わう、
というもの。
かなり楽しい。
カップヌードルを食べたり、明かりはランプだけとか、テントの中でいっぱい過ごすのが。
「たのしいn」
ドガがガガガがガガガガガガガガガガーン!!!!!!
あたりがぐらりと揺れて、おやすたちは飛び上がった。
「あっ!その影は!!」
すやみがテントの入り口のほうをみて叫んだ。
ジッパーをすやみが開けると、
「やっぱめうりんだーっ!!!」
「『こら!そこ、はやくねなさい!』の先生みたいだなぁ」
「あっうん」
「……」
「変身めう!」
「うん!!」
そして変身を終え…
「いくめう!」
「はぁぁー-っっ!!!!」
「えいっ!」
おやすがした蹴りを、ナイトドールは見事によけた。
「ぅわあぁあああっっ!!」
おやすは弾き飛ばされた。
そのすきを見計らってすやみはナイトドールをキック。おやすもすやみもすたっと見事に着地。
と、その時。
「きゃぁぁっっ!!」
「ぅわぁぁあああっっ!!」
怒ったナイトドールがぶつかると爆発するビームを三発ほど撃ってきた。
ガガーン!!!!
いきなりの攻撃に身構えられず、おやすも、すやみも地面に激突してしまった。
ー。。。そんな光景を見て胸に手を当て、決心するように歯を食いしばってうなずく者がいたー。。
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