遺伝を司る物質

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遺伝を司る物質

染色体(せんしょくたい)とは、遺伝情報の発現と伝達を担う生体物質である。  塩基性の色素でよく染色されるこの物質は、1888年、ヴィルヘルム・フォン・ヴァルダイヤーによって 『Chromosome(色のついた体)』と名付けられた。  この染色体、原義では『細胞分裂期に観察される棒状の構造体』を指すが、広義では『形態や細胞周期に関わらず真核細胞にあるゲノムDNAとタンパク質の巨大な複合体』を指す場合がある」
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