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本に書かれていたのは色んな武器の絵や、魔法陣。
刀や槍、薙刀、弓・・・いろんな物がある。
「これがどうしたっていうんだ?」
「かっこいい武器がいっぱいあるけど・・・」
「これは・・・元々本棚に入ってなかった本なんです。」
「と、いうと?」
「つまり、この本は凪さんたちが喰らった閃光の影響で入り込んだんだと
思います。理由やどうやって入ったのかは私も知りません。」
「この本がなにかの鍵になっているのか・・・?」
「はい、私もそれを思い色々試しました。床に同じ魔法陣を描いてみたり、
本とか色々用意したんですけど・・・やはり駄目で・・・」
そう、明らかに増えている一冊の本だがなぜ増えたのかがわからない。
でもこんなときに限って思い出したことを言ってみた。
「ねぇ、僕たちの好きな色の武器がちょうどあるだろ。凪はこの青い刀で、
霞はこの赤い刀。僕はこの緑色の本で、葵はこの紫色の数珠だ。」
「・・・た、確かに・・・」
「あと僕、この文字見たことあるし普通に読める。」
「えっ!!!お兄ちゃん本当!?」
葵が急に声を張り上げたかと思えば・・・どうやら葵はこれを解読できなかった
らしい。そりゃ困るよな・・・
「じゃ、読み上げてみるよ。」
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