Ep.1【創ったモノ】

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街を探索している途中で、凪の親友である霞の家に行くことになった。 着くまでの間、僕たちは必死に祈った・・・霞が消えていないことを。 しばらくして霞の家に着き、ドアをコンコンと叩いて凪が呼びかけた。 「霞!いるなら出てきてくれ!」 大声で呼んだが、反応は無い。 凪は少しムカッとした様子でドアを開けた。 お互い鍵がかかっていると思っているもので、びっくりした。 そして、ドアを開けた瞬間・・・ なんと、玄関に霞が倒れていた。 「かっ・・・霞!大丈夫か!」 「これは・・・多分、僕たちと同じだ!起こそう、凪!」 「ああ、もちろん!」 僕たちの必死の呼びかけに応じるかのように、霞は目を開いた。 「霞、大丈夫か」 「目、痛くない?」 そんなことを言われながら、霞は涙を一滴、流した。
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