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街を探索している途中で、凪の親友である霞の家に行くことになった。
着くまでの間、僕たちは必死に祈った・・・霞が消えていないことを。
しばらくして霞の家に着き、ドアをコンコンと叩いて凪が呼びかけた。
「霞!いるなら出てきてくれ!」
大声で呼んだが、反応は無い。
凪は少しムカッとした様子でドアを開けた。
お互い鍵がかかっていると思っているもので、びっくりした。
そして、ドアを開けた瞬間・・・
なんと、玄関に霞が倒れていた。
「かっ・・・霞!大丈夫か!」
「これは・・・多分、僕たちと同じだ!起こそう、凪!」
「ああ、もちろん!」
僕たちの必死の呼びかけに応じるかのように、霞は目を開いた。
「霞、大丈夫か」
「目、痛くない?」
そんなことを言われながら、霞は涙を一滴、流した。
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