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「ああ、それなのに創とか霞のこと、俺は覚えてる。おかしいよな。」
「・・・私も。・・・創の妹さんは今どうしてるかなぁ・・・」
「妹?」
「うん。名前は思い出せないけど、創がいっつも話聞かせてくれてた」
「え?僕に、妹が・・・」
僕はその時霞が何を言っているのかわからなかった。
でも、凪もそう言い張るのだ。
「ああ、霞の言う通り確かにいた。確か名前は・・・あ、あ・・・」
「葵!!」
「そう、それだ!」
葵・・・そう言われた途端、僕はハッと思い出した。
そして僕は、それと同時に家も思い出した。
「2人共ありがとう、思い出したよ。それじゃ、僕の家に行こうか」
「おう、頼む!」
「私も行くよ!」
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