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二次会は誘われたが断った。
友人たちはいつものことだからか、特に引き留めることもなく、酔いにまかせてふざけ合いながら、三軒先のクラブに向かっていった。
雨はまだ降り続いている。
酔客が目立つ地下鉄で最寄り駅まで戻り、飲み足りない気分だったので、少し回り道をして、コンビニに寄った。
買うつもりのない雑誌をだらだらと立ち読みし、ビールにするかチューハイにするか悩んだりして、アパートに着いたのは、23時近かった。
階段を上り、鍵を探しながら隣の部屋の前を通りすぎたとき、気づいた。
自分の部屋の前に人がいることに。
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