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小さい頃は姉さんのせいで謝ってばかりだったから、謝る事がマイナスになってたんだよね。
だから、素直になれなかった。
私まで姉さんの二の舞を演じるところだった。
「分かってくれて良かった。俺の方こそ、至らないところはあるけど、これからもヨロシクな」
「聖夜君……大好きだよっ」
また同じように笑ってくれた聖夜君に、私は思い切り抱き付いた。聖夜君はそんな私の頭を撫でてくれる。
やっぱり私には聖夜君じゃないとね。
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