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出会い
「はぁ…今日は入学式かぁ…友達出来るかなぁ…」
そういって登校する姫咲莉桜は、学校についてクラスを確認し、
教室に入っていった。そしたら…
「ふぅぅ!さいっこーーー!」
「うっきっきーうっきっきー!」
「ついにこの私の漆黒の力を発揮する時が来たか…」
この姿を見てしまった莉桜は、小学4年生のころを思い出した。
その頃は、"ある生徒"に授業妨害されて、まったく授業に集中できなかった
時代であった。そして、その"ある生徒"は、今教室で騒いでいる
3人組だった。
一人目は、森下昴。
彼は、やたらと毎年音楽の成績だけ5という驚異的な人だった。
二人目は、三途川尚樹。
彼は、運動神経が高く、体育祭では役に立ついやな奴。
三人目は、葛西陽菜。
彼女は、途中まで超優等生だったが彼らが同じクラスになった瞬間才能開花したように中二病になってバカになった。
「まさか、こいつらと一緒のクラスになるとは…」
莉桜はがっかりしていたところに、親友の遠井歌織がきて
莉桜は
「ナイスー!かおる!あのバカと一緒じゃいやだったからさ…」
そしたら歌織は即答で、
「うちも!今年はやばくなると思ったけど助かったー。」
「ねー」
そして歌織は
「じゃあ今年も頑張ろう!」
と莉桜を元気づけたんだとさ
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