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「昔にある記憶?と聞いてくる。
「嫌な思い出だけはたくさんあるからな、その中の可能性が高いが…」
と俺は考えた。俺は過去、たくさんの思い出をつくった。とくに嫌なことはたくさんあるのである。嬉しいことを忘れてしまうほど。
「何個か心当たりはあるけどやっぱわからない」「本当、急に変なこと言うよね秀は。」
「ホントのことだしな」
そうして授業が始まる。そしてすぐ彼女が来る。「きたよー」と那由多が教室に来た。
来てそうそう那由多は
「どう?思い出せた?(ワクチン)」
と言ってきた。
「そんなにお前のことなさ思い出してほしいのか?」というと
「当たり前じゃん、私が初めて好きになった人だしね」という。
「そうなのか?この学校で好きになったのかと…」
「そんなわけ無いじゃん!!前にあって好きになったんだもん」といった。
少し恥ずかしいと思ってしまった。大声で好きになったと言われるのだから。
それよりも
「そんなに思い出してほしいのならなんか一ついえばいいじゃん」
そうすると「た、確かに」その言葉を聞き、
(その考えはないのかよ)と頭の中で行ってしまった。
「うーんそれじゃあ初めてあったときのことを話しますかー」「なぜ少し上から?」
「いいじゃん別に」「え〜」
「とりあえず話せ」「うん」
そうして語りだす俺たちがあった話を
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