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浦島太郎
お題 玉手箱の伏線を貼りましょう
*
浦島太郎は亀の背に乗り、海底へ行きました。
するとそこには、夢のような世界が広がっています。豪華絢爛、という四文字では足りないほどです。
あまりにも美しく、言葉を失っていると亀が穏やかな笑みを浮かべました。
「綺麗でしょう。ここはできた時から何十年も時が止まったかのように、ずーっと美しいママなんですよ。我々の誇りです。……さぁ、行きましょう。姫君がお待ちです」
浦島太郎は惚けたように頷きました。
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