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【一話 Day 1 Morning】
ふぁぁ〜。
ねみぃなぁ。昨日の疲れがまだ取れてないな。もう少し寝てもいいk…。
だめだっ!今日はぜってーだめだったんだ!……。なんでだっけ。
それを確認すべくカレンダーを見る。
今日に大きく丸がついていて下には、[始業式]
始業式?始業式………し、始業式!?そりゃ遅れちゃダメだったわ!
ヤベッ今何時?
〔8時21分〕
えっっと何時からだっけ?
プリントを探して見つけた。
《10時から始業式です!遅れないように気をつけてください》
ホッよかったぁまだ時間はある。セーフ?セーフだよな。
さぁてとちょっといい服着て、顔洗って、朝ご飯のサンドイッチを食べて、歯を磨いて。んで学校のSNS掲示板を見る、と。
そこでこんなことが書いてあった。
【みんなのこと質問コーナー!みんなが気になっているあの人の噂確認しちゃおー!】
◽️クールな恐神くんの噂編◽️
《恐神って暗殺者って噂あるけどガチなの?》
《そうじゃね?目つきたまに暗殺者級》
《え、じゃ一般人のフリ?っつうかドコ所属だよぉ》
《ンなの知ってる訳ねぇだろ!俺アイツのことよく知らんし》
《オレもっつうかアイツの友達とか幼馴染とかいんの?wwww》
《ま、珍しくはないね。ココそーゆー街だし。》
《同級生が暗殺者ってどーゆーことよwま、納得って感じ》
《それな。あ、所属アレじゃね?あのーこの街のゆーめーな奴。えっと…?》
《通称BLACK》
《そうそれ!》
《って敵に回したらやばいやん!大人しくしなきゃだわw》
《笑い事じゃねぇよ。即排除されるぞ》
《ってかこれ、恐神見たらオレらやばくね?消さんとぉwwww》
《おい、マジでやばいって、オレ死にたくねーからもう話さんぞ》
《オマ、ビビりすぎ。ガチかどうかもわかんねーのにンなビビンなって。》
【ここで終了。恐神さまについてはこれ以上何も言わない方がいい。命のためだ。これは警告⚠️である。】
読み終わって思った。あー、これアイツら死んだな。うん。アイツは結構手慣れで暗殺者なんかわんさかいるここでも結構名が通ってる。少年暗殺者、として。まぁ、俺と同じ組織の下っ端だ。アイツでさえも下っ端なのだ。結構コレってやばいことらしい。そうだろうな、名が通ってる奴が下っ端なんだから。けど俺らの組織は恐神程度の暗殺者なんかメチャクチャいる。名前からして暗殺者って、よく恐神組織内でイジられてたけどアイツらも名前で気づいたのかな。恐神は、親がどっちも組織の上の方で裏社会では恐れらてた。てた、だ。
過去形なんだ。もう、千秋さんと、隠さんは、いないから。
なぁんて考えていたらもうそろそろ出なきゃいけない時間だ。
「ヤベッ」誰もいない部屋で、一人俺は呟いたー。
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