どうしても最後に伝えたい、ありがとう、と。

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「あなたと一緒にいられて幸せだよ」  そう言う彼女は時々遠くを見ている事を俺は知っていた。  その言葉に嘘偽りが無いこともわかっている。  まだ彼女の世界を俺で染めきっていない。  だからといって無理矢理染める必要はない。  色んな色が混じっている、それが彼女なのだ。  彼女の全てを永遠に愛する。そう誓った。
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