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お兄ちゃんが、あたしを見つめた。
あたしは、そのお兄ちゃんに向かって告げた。
「大好きなんです。クリストファーⅢ世さま……」
あたしが、泣きながら、そう言うと、お兄ちゃんは、優しく微笑んだ。
そして、あたしをお姫様抱っこして、シルベーヌの背中に乗せた。
「僕も大好きだ……美優。僕の大切なプリンセス」
お兄ちゃん、いや、クリストファーⅢ世さまは、そう言った。
……こうして、あたしたちは、一年の時を経て、兄妹から恋人へと変わり、固く結ばれたのだった。
HAPPY💓END
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